レストケア出水在宅医療センター

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ごあいさつ(開設7年目をむかえ)

 平成22年5月から業務を開始させていただき早6年がたちました。。
これもひとえに皆様方のご指導ご鞭撻のたまものと深く感謝申し上げます。
 出水地域に在宅医療ニーズに対応できる医療に特化した事業所が必要と考え、思いを共にする仲間たちとこの6年間がむしゃらに走り続けてきました。
開設から今日までの短い期間に濃い時間を過ごすスタッフたちは様々なことを経験し、日毎に成長してきているように感じます。
120名を超える方々について在宅での看取りを支援させていただき、一緒に懸命に闘ってきた方の呼吸が止まる瞬間まで家族に見守られながら最期を迎えられ、その素晴らしい光景に我々も深く感動しました。病院や自宅等から一歩も外に出れなかった方に希望の光をお届けしたい、もう一度サプライズを起こしたい、というのが私たちのやろうとしていることです。
エルリストン(散歩道)の社名のとおり、利用者が人工呼吸器を傍らに携えて散歩できるような環境づくりをこれからも目指してまいります。
 つねに私たちが意識しているのは、「慢性期疾患の救急」ということです。このセンターが対象とする医療ニーズの高い患者さんは、いつ何時どうなるか分からない状態にあるわけですが、私たちはそれぞれが急性期病院でチーム医療を実践してきた専門職の集まりとして、現場での異常の早期発見と異常に対する医師のご指示に素早く対処していくことが、ご自宅で生きていくことを切に願っておられる患者・ご家族を守りぬくということと、ご指示いただく医師の信用につながっていくものと考えます。
 介護支援専門員の方々にも様々な情報をいただき、医療と介護の連携の大切さをあらためて感じているところです。
 2年前からは、重症心身障害児(者)の方々の通所を多機能事業として年齢に関係なく受入れをスタートさせ、在宅での医療・介護・福祉を人々が平等に受けられるような環境整備を企業として常に考えながら整備して参りたいと考えています。
 これから7年目を迎えますが、私をはじめスタッフ一同初心を忘れることなく地域の為に更なる微力を尽くしていく所存です。
何卒、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

                      株式会社エルリストン
                      レストケア出水在宅医療センター
                      代表取締役社長 森 口 隆 則

  • 2016年05月9日